かつては、ゲーム用に1 TBのSSDを買うなんてオーバースペックだと感じる時代がありました。ところが今は事情が違い、ゲームを数本入れただけで500GB以上が吹き飛ぶこともあります!
単純な話、大作ゲームはストレージをものともせずに食いつぶしていきますし、定期的に入るパッチにも悩まされます。
そこで気になったのが、Steamで一番容量が大きいゲーム(プレイヤー数ではなくサイズ基準)はどれなのか、そして本当にその容量を割く価値があるのはどれなのか、ということです。さっそく見ていきましょう。
ゲーム容量がここまで膨れ上がった理由

ゲームが大きくなった理由はいろいろありますが、突き詰めればリアルさの追求に行き着きます。4Kテクスチャや高い画質を実現するには、高解像度のアセットとデータが必要で、あっという間に積み上がります。オーディオも大きな割合を占めていて、複数言語のフルボイスカットシーンや、ロスレスの音楽ファイルがあります。さらに、追加の効果音や環境音もあります!
特にオンラインゲームやライブサービス型のゲームでは、シーズンやイベント、さまざまなSkinsの追加で新しいデータがパッチとして配信されるケースも多いです。Destiny 2、Apex Legends、Warzoneなどがその例ですが、今のストレージ価格を考えると頭の痛い問題です。Steamのようなプラットフォームも、ロード時間を短縮するためにゲームを非圧縮で保存するので、容量問題の一因になっています。
早見表:Steamで容量が大きいゲーム(ファイルサイズ順)

ゲーム | おおよそのファイルサイズ | ジャンル |
|---|---|---|
Call of Duty(シリーズ全体) | 1,000 GB以上 | FPS |
ARK: Survival Evolved(DLC込み) | 200~440 GB | サバイバル・オープンワールド |
S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl | 150 GB | アクションRPG |
ファイナルファンタジーXV(4Kパック込み) | 160 GB | アクションRPG |
Star Wars Jedi: Survivor | 155 GB | アクションアドベンチャー |
Microsoft Flight Simulator | 30~400 GB | シミュレーション |
NBA 2K27 | 110 GB | スポーツ |
黒神話:悟空 | 130 GB | アクションRPG |
Crimson Desert | 100~150 GB | オープンワールドアクション |
バルダーズ・ゲート3 | 150 GB | RPG |
マスエフェクト レジェンダリー・エディション | 120 GB | アクションRPG |
レッド・デッド・リデンプション2 | 150 GB | オープンワールドアクション |
Indiana Jones and the Great Circle | 131 GB | アクションアドベンチャー |
WWE 2K26 | 120 GB | スポーツ |
サイバーパンク2077(Phantom Liberty込み) | 100 GB | オープンワールドRPG |
Call of Duty

CoDのメインタイトルをすべてインストールすると、合計で1,000 GBをゆうに超えることもありますが、最新作を1本だけ入れる場合は150 GB弱ほどです。Call of Duty HQランチャーなら、全タイトルを強制的に入れられることなく、入れるタイトルを選べます。不要なコンテンツは後からアンインストールできますが、最初のインストールが大変なのは変わりません。今を代表する超大作を遊ぶための代償だと思って割り切りましょう。
こちらもおすすめ
ARK: Survival Evolved

ARKは単体で約125 GBですが、DLCをすべて入れると200~440 GBほどまで膨らみます。新しいサンドボックス系タイトルと比べても今なお遊べるゲームですが、この必要容量は無視できない問題です。
Microsoft Flight Simulator

Microsoft Flight Simulator 2020は、空港や新型機などの追加アセットをすべて入れると400~500 GBに達すると言われています。唯一無二のゲームではありますが、必要容量が購入の決め手を欠く原因になりかねません。幸い、新しい2024年版では、プレイ中に一部のデータをストリーミングすることで容量問題を解消しています。これにより、ストリーミング利用時の基本インストールは約30 GBまで抑えられますが、ストリーミングなしでフルにローカルインストールすると、やはり約400 GBに達することがあります。
レッド・デッド・リデンプション2

RDR2は発売から時間が経ったゲームですが、ゲーム内の作り込みがすごいため、必要容量は約150 GBになります。このゲームは、高速なデータ転送ができない古いHDDではまともに動かないので、SSDの容量を割く価値は間違いなくあります。
マスエフェクト レジェンダリー・エディション

マスエフェクト3は単体だとわずか15 GBほどですが、DLCを含む3作品すべてが入ったレジェンダリー・エディションだと、あっさり120 GBまで増えます。とはいえ、4Kテクスチャへの刷新とライティングシステムの全面改良が施された3作品分と考えれば、実は控えめなほうです。このコレクションではゲーム間でアセットを共有しているので、旧作を別々にインストールするより、むしろ容量を節約できています。
NBA 2KとWWE

NBA 2KとWWE 2K26はどちらもこのリストに入る資格十分で、NBA 2Kは約110 GB、WWE 2K26は120 GBのストレージ容量が必要です。どちらも、選手を再現しテレビ中継のような演出を再現するために膨大なデータが必要です。幸い、不要なデータの一部はアンインストールでき、最大30 GBほど節約できます。
バルダーズ・ゲート3

BG3は細部まで作り込まれたゲームで、150 GBという必要容量がそれを物語っています。複数のキャラクターにまたがる数千もの会話分岐にフルボイスが付いているほか、カットシーンのデータやその他すべてのゲームアセットが入っています。広大なRPGなので、それに見合う膨大なデータが必要になるのです。
黒神話:悟空とCrimson Desert

黒神話:悟空はフォトスキャンした環境を使い、Crimson Desertはスタジオでスキャンしたアセットを使っています。どちらもボス戦はハンドメイドのアニメーションです。広大なゲーム内空間全体に4Kテクスチャが使われていることもあり、それぞれ130 GBと約100~150 GBというサイズにも納得です。同じタイプの今後の新作でも、このくらいの容量は想定しておくべきでしょう。
今や120 GBが標準ラインになりつつあり、サイバーパンク2077がPhantom Liberty込みで約100 GBに収まっているのが逆に目立つほどです。これが現代のゲームの現実であり、今後のタイトルはさらに大きくなると覚悟しておいたほうがよさそうです。







